開発環境の使い分け — Claude CodeとCursorの役割分担

規模や目的に応じてAIコーディングツールを使い分けるコツ

Claude CodeCursor開発環境使い分けAI開発
読了時間: 5分

はじめに

AIコーディングツールには、Claude CodeやCursor、GitHub Copilotなど、さまざまな選択肢があります。それぞれに特徴があり、「どれを使えばいいのかわからない」と感じる方も多いでしょう。

この記事では、私が実際に使っているClaude CodeとCursorの使い分けについて、非エンジニア視点でお伝えします。正解はひとつではありませんが、参考になれば幸いです。

Claude CodeとCursorの違い

動作環境
Claude Codeターミナル(CLI)
Cursorデスクトップアプリ(GUI)
操作方法
Claude Codeテキストベースの指示
Cursor視覚的な操作 + AI補完
プロジェクト把握
Claude Code全体を見渡しやすい
Cursor開いているファイル中心
向いている作業
Claude Code複数ファイルにまたがる変更
Cursor1ファイル内の編集、新規作成

どちらが優れているというわけではなく、得意な場面が異なります。

小規模なページやLPの場合

HTMLを中心としたシンプルなページ、たとえば1枚もののランディングページ(LP)やペライチのサイトを作る場合は、Cursorを使っています。

Cursorが向いている理由

  • 視覚的にわかりやすい: ファイルツリーが見えるので、どこに何があるか把握しやすい
  • 即座にプレビュー: 拡張機能でリアルタイムプレビューができる
  • HTMLの補完が優秀: タグの入力補助やAI補完がスムーズ

「このセクションの見出しを変えて」「ボタンの色を青に」といった細かい修正は、Cursorで直接ファイルを開いて指示を出すのが手軽です。

規模が大きくなったら

複数のファイルにまたがるプロジェクト、たとえばNext.jsで作るサイトや、APIを使った機能を追加したい場合は、ターミナル上でClaude Codeを起動して作業しています。

Claude Codeが向いている理由

  • プロジェクト全体を把握: 複数のファイルの関連性を理解しながら変更できる
  • 連携した修正: 「このコンポーネントを変えたら、使っている他のファイルも直して」という指示が通りやすい
  • 設定ファイルの変更: package.jsonやtsconfig.jsonなど、設定ファイルの修正も一緒に提案してくれる

「新しいページを追加して、ナビゲーションにもリンクを追加して」といった、複数箇所に影響する変更はClaude Codeのほうがスムーズです。

実際の使い分け例

ケース1: 会社紹介のLPを作る

使用ツール: Cursor

理由:
- 1ページで完結する
- HTMLとCSSが中心
- 画像の配置など視覚的な調整が多い

ケース2: お問い合わせフォーム付きのサイト

使用ツール: Claude Code

理由:
- フォーム送信のAPIルートが必要
- バリデーション処理を追加したい
- 複数ファイルにまたがる実装

ケース3: 既存サイトの文言修正

使用ツール: どちらでもOK

ポイント:
- 1箇所だけならCursorでサッと修正
- 複数ページにまたがるならClaude Codeで一括

両方を組み合わせる

実際には、両方を組み合わせて使うことも多いです。

ハイブリッドな使い方
Claude Codeで骨格を作成

プロジェクトの基本構造、ルーティング、共通コンポーネントなど

Cursorで細部を調整

各ページの見た目、テキスト修正、スタイル調整など

Claude Codeで機能追加

API連携、新機能の実装など

最初から完璧に使い分けようとせず、「やりやすいほうを使う」くらいの気持ちで始めるのがおすすめです。

設定や環境構築がわからないとき

ツールの設定方法や環境構築でつまずいたときは、Claude Code自体に聞くこともできます。

「Cursorのインストール方法を教えて」「Node.jsの環境構築手順をファイルに書き出して」といった指示を出せば、手順をテキストで出力してくれます。それを見ながら進めれば、自分で調べる手間が省けます。

もちろん、ChatGPTや他のAIチャットサービスに聞くのも有効です。複数のAIを使い分けるのも、ひとつの工夫だと思います。

まとめ

  • 小規模・HTMLメイン → Cursorで視覚的に作業
  • 複数ファイル・機能追加 → Claude Codeでプロジェクト全体を把握しながら作業
  • 迷ったら両方試す → やりやすいほうを選ぶ

使い分けに正解はありません。自分のやりやすい方法を見つけていくのが、AIコーディングを楽しむコツだと思います。

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